
女性
20代
2022年12月15日
一人あたり約12万円でした。ペアで合計24万円ほどです。素材は私がプラチナ、夫がシャンパンゴールドを選択しました。手作りといえばリーズナブルなイメージがありましたが、私たちは素材の質や内側の刻印、小さなダイヤモンドの埋め込みなど、細部にこだわったため、最終的には既製品の相場と変わらない金額になりました。しかし、自分たちで一から形を作っていく体験料も含めると、非常にコストパフォーマンスが高い買い物だったと感じています。
私たちがその工房に決めた最大の理由は、貸切状態で落ち着いて作業ができるアットホームな雰囲気と、職人さんの技術力の高さです。百貨店などのブランドショップも巡りましたが、どこか「他人のデザイン」を身に着けるような感覚が拭えませんでした。
こちらの工房では、自分たちの手で金属を叩いて質感を出す「槌目(つちめ)」のデザインが可能で、一歩間違えれば歪んでしまうような作業も、プロの職人さんがマンツーマンでサポートしてくれる点に惹かれました。また、予算に合わせて素材の太さや石の数を柔軟に調整できるという説明を受け、無理なく理想の指輪が作れると確信したことが決め手となりました。
主にInstagramのハッシュタグ検索を利用して、実際にその工房で作られた方の「完成写真」と「作業中の様子」を徹底的に調べました。公式サイトの写真はプロが撮ったものなので綺麗で当たり前ですが、一般の方が投稿している写真は、日常の光の中での輝きや、数年使った後の風合いが分かりやすく、非常に参考になりました。また、Googleマップの口コミも重視し、接客の丁寧さや、制作途中で失敗した時のフォロー体制などを事前に確認して安心感を得るようにしました。
一生毎日身に着けるものなので、変色や変質の心配が少ないプラチナと高純度のゴールドを選びました。手作りだと強度が心配でしたが、最終的な仕上げや石留めはプロが行ってくれることを確認しました。
また、将来的に妊娠や年齢の変化で指のサイズが変わることを見越して、サイズ直しが永年無料、あるいは安価で迅速に対応してもらえるかどうかを重視しました。さらに、表面の傷を磨き直してくれるリフレッシュサービスがあるかどうかも、工房選びの重要なチェックポイントにしました。
実際に指輪を使い始めて2年以上が経ちますが、ふとした瞬間に手元を見るたび、あの時二人で汗をかきながら金属を叩き、お互いの指輪を作り合った記憶が蘇ります。
既製品のような完璧な左右対称ではないかもしれませんが、自分たちでつけた「味」としての模様には、どんな高級ブランドにも負けない愛着があります。指馴染みも驚くほど良く、制作過程で何度もフィッティングを重ねたおかげで、違和感なく体の一部のように馴染んでいます。友人からも「それどこのブランド?」と聞かれることが多く、手作りであることを伝えると驚かれ、会話のきっかけにもなっています。
「自分たちは不器用だから…」と不安に思っている方にこそ、ぜひ手作りを勧めたいです。最新の工房では職人さんが驚くほど綺麗に修正してくれますし、その「ちょっとした歪み」さえも、数年後には素敵な思い出になります。
アドバイスとしては、制作中の動画や写真をたくさん残しておくことです。完成品だけでなく、真剣な表情で作業している二人の姿は、結婚式のプロフィールムービーでも大活躍しました。また、デザインに迷ったら、まずはシンプルで飽きのこない形を選び、内側の刻印やシークレットストーンで「自分たちらしさ」を出すと、後悔が少ないと思います。